2007年12月22日
2007.12.22 NHK(全国放送)『日本のこれから』に生出演
20071223222642.jpg12月22日(土)、NHKの討論番組『日本のこれから』に生出演してきました。
東京渋谷のNHK放送センターに午後5時45分に集合、説明を受け6時半ごろスタジオ入り、本番20分前には三宅アナウンサーと武内アナウンサーがスタジオ入りし簡単に打ち合わせ、7時30分の放送開始を待ちました。

実は今週火曜の夜に39度3分の高熱を発し、直前まで頭痛があり若干ふらついていました。当日もタミフルを飲んでの参加。万全の体調とは言えず少々残念でした。
いろいろと言いたいことは準備していたのですが、メモ等私物持ち込み禁止だったので、瞬発力が求められ、少々戸惑いを感じながらの参加でした。

今回、私の発言は1回だけでした。
言いたかったことは、「世代間扶養を前提としている年金制度だけど、この15年くらいの間にその前提が大きく崩れてしまった。1400兆円といわれる個人金融資産は高齢者層に偏り、若者は非正規の不安定雇用で低賃金に甘んじているものが少なくない。若者が高齢者を支えるという発想から、富める者がそうでない者を支えるという発想に転換し、恵まれた高齢者にも負担を求めると同時に、年金以外の社会保障制度を充実し格差社会の会にいる人たちを支える、そういう前提で年金制度も作り変える必要がある」ということでした。
NHK01.jpg「冒頭のVTRの例のように、負担がいやで日本から出て行くならそれはそれで認めよう。しかし、一定の社会的な義務を果たしながら日本で暮らすのなら、日本に生まれてよかったと思えるような、人生の晩節を不安なく暮らせるようなしっかりした制度を、国民全体の相互理解のもと作りたい」という思いもあります。
急に指名されたので、少しあわてて話がそれそうになったりして、ピシッとした話しぶりにならなかったのが心残りです。

もっと積極的に割って入っていくこともできたと思いますが、VTRや他の方の話を聞いているとなかなか発言のタイミングがつかめず、そのまま時間が経過していきます。とにかく、時間が過ぎるのが早く、開始後20分くらいと思っていたら8時半過ぎていたのでビックリしました。

NHK02.jpgいろいろ過激発言しようと思っていたんですが、向かいのお年寄りを見ているとちょっとそういう気になれませんでした。高齢層の方も、若者の大変さをよく理解していて、エゴ丸出しの方はなかったと思います。議論が落ち着いていたのは、そのためだと感じました。
それから今回密かに、政治家にひとこと言ってやろうと意気ごんでいたのですが、枡添さん逃げちゃったみたいです。まあ、もし来ていたら集中砲火を浴びていたでしょうけど。与党系の議員が1人くらい出席してしかるべきだと思いました。

終盤の北欧型か米国型かの話に絡みたかったです。一億総中流といわれた時代が懐かしい人も多いでしょう。高負担であっても、きちんとそれに見合った社会サービスが得られるなら、それもいいなと私は思い始めています。「大きな政府」を再評価してもいいんじゃないでしょうか。

意外だったのは、世代間の対立が思ったほど大きくなかったこと。高齢者の方たちに物分りがよい方が多かったと感じます。世代対立よりも、むしろ自助努力に任せろ派と、もっと社会サービスを厚くしろ派の違いという感じがしました。
FPが私の他に二人いたのですが(一人の表示は会社員でしたが)、その二人は前者、社労士の方は後者の傾向が強かったと思います。私の考え方は、今の制度はスッパリ壊して個人負担大きくしても国丸抱えの社会保障がいいな、多少の力技は我慢しようよ、という考えに傾いています。

NHK03_1.jpgそれから、自助努力のための環境整備ができていないことも問題として指摘したかったです。隣の教師の方と休憩中に話しましたが、中学・高校あたりで税金や社会保障、国民の義務と権利について、社会に出る前にしっかり教育する必要があるねと話しました。年金を個人積立と思っている人が多いから未納問題に拍車がかかっている面が大きいと思います。

文章にすると、いろいろ言いたいことがあったなあ、と思うのですが、メモ・筆記用具持ち込み禁止なので、メモにキーワードを残しながら、それを念頭に話す自分には難しかったです。1対1ならディベートもできますが、あの人数ではちょっと・・・。

最後に・・・。
席が一番後ろの段だったのですが、背中に何もなく、後ろに反り返ると落っこちます。直前にタミフルを飲んでいたので、異常行動で奇声を上げて飛び降りるんじゃないかと心配しましたが、そのようなこともなく無事に帰ってくことができてホッとています。(^^)

三宅アナウンサーと武内アナウンサーを間近に見れてちょっとうれしかったです